ギョエェェー! すごーい!
テレビで美しい男たちの映画…って宣伝しまくりだからさ、
内容にあんまり期待はしてなかったけど、
ストーリーがたいしたことなくても、
見た目はそれなりに楽しませてくれるのかと思ってた。
されど、でもー、想定外の作品だった!
見るに堪えないシーンの連続なのだ!!!
このビミョー感はすごい!
これはオトコの映画だよ。男性専用。
こんなの女の子が見たらどーなるんでしょーよ???
アタシみたいな繊細な女性は、少なくとも食後は見ない方がいいよ。
キムタクの顔…CGだと思うけど、正視できないシーンあり。
キムタクって、テレビでも映画でもいっつも同じキムタク。
あの、「いわゆる自然体の語り口」が鼻について、
どうにも好きになれないんだけど、
この作品では、メチャメチャな扱いをされてて、
台詞も英語だから、今までで一番「マトモ」なキムタクだった。
海外の監督はキムタクだろうが、情け容赦ないね。
少なくともキムタクに関しては今までで最も「自然体」の演技。
あと、イカレた連続殺人犯の芸術作品がエグかった!
もう、これってスゴ過ぎ!
結局ストーリーは訳わかんない。
キムタクってキリスト?
金粉まみれって聖人か?
奉仕の精神の聖者には見えない。
主役はジョシュ・ハートネットだけど、
この人物の描写もまだるっこしい。
探偵に見えないんですけど…。
イ・ビョンホンは、ヤクザにしちゃ、甘すぎ。
女で目の色変えるな!
愛人役が監督の奥さんだっていうけど、
全然魅力的に見えなかった…。
「ノルウェイの森」の監督らしいから、期待されちゃったよねー。
でも、この映画はこうなっちゃったけど、
このぶっ飛んだ才能で、きっと、ずっと、
「ノルウェイの森」は期待できるかも???
【あらすじ】
(象のロケット『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』より引用)
過去のトラウマに怯える元刑事の探偵クラインは、行方不明の青年シタオの捜索のためLAからフィリピン、香港へと飛ぶ。 知人の香港警察メンジーが目の敵にしているマフィアの重鎮ス・ドンポの愛人リリは、拉致され気を失っているところをシタオに助けられる。 シタオは他人の痛みを引き受けるという不思議な力を持っていた…。 サスペンス。 PG-12