実に巧みなストーリー展開で、ハラハラドキドキ面白かった。
ずっと手を握り締めて観てたよ。
アタシ、韓国映画がどんどん好きになってる。
最初、主人公がロボット設計士という珍しい職業で、
ロボットがどう関係してくるのかと思ったけど、
電話を簡単に修理する技術を持っているという説明のためだけで、
ロボットは出てこなかった。
気が弱くてグレイスの頼みも断れないアボン役のルイス・クー、
ハンサムなのに、冴えなさぶりが上手い!
車で暴走するシーンに笑った!
携帯ショップのシーンも絶妙。
「しょーがなく」から、だんだん「助けよう!」って気になっていき、
気持ちが変わると、どんどん強い男になっていくのだ。
ただ、息子が遠くへ行く理由はこじつけっぽい。
全ては空港へ行かせるためだ。
後半大活躍の刑事がカッコよかった。
刑事と格闘する悪女が強い!
犯人のワルぶりと残虐さもスゴイ。
主人公2人が、お互い子どもはいるけれどシングルで、
ロマンスの雰囲気もちょっぴりあってよかった。
困ったとき助けてくれる人ってなかなかいない。
お人好しって貴重なのだ。
刑事も最初は本気にしてくれなかったしね。
【あらすじ】
(象のロケット『コネクテッド』より引用)
シングルマザーでロボット設計士のグレイスは一人娘を小学校へ送った帰りに拉致され、倉庫に監禁されてしまう。 犯人たちがいなくなった隙に、粉々に破壊された電話の配線を何とか接触させて発信するとアボンという知らない男につながった。 シングルファザーのアボンは幼い息子が留学するため、見送りに空港へ向かう途中だったのだが…。 サスペンス・アクション。
ご指摘通り、息子の留学話はこじつけっぽいですが、観てるときは全然気にしませんでした。
段々強い男へと意識を変えていくルイス・クーが素晴らしかったですよね。
オリジナルよりも秀作になったと思います。
私も細かいところは一応突っ込むけど、
あんまり気にしない方です。
でも、パパは高給取りでもなさそうなのに、あんな小さい男の子が一体どこへ何のために留学するのか、今でも知りたいな〜と思っちゃいます。
何かすごい才能があったりして…つまらぬ妄想が膨らんじゃったのでした。