潜水艦モノって初めて観た。
敵のアメリカ駆逐艦と闘うため、浮上したり沈んだりする様子が、興味深かった。
戦時中って食糧不足なのに、過酷な環境に耐えるため、
食事にはすごく恵まれてるのだ。 サイダーまであるの!
ハーモニカ吹かせたり、なかなか話のわかる倉本艦長。
すごーく若いけど、エリートだったんだね。
部下への支持の出し方も、頭がキレるーって感じ。
玉木宏が意外にもしっくり演じていた。
声がいいねー。 シビレた。
きっと歌も上手なのかと思ったの。
CD出してるし。
しかし…、歌はヘタだった。残念!
でも、ほとんどが地味な船内シーンだけど、
彼の美しい声と顔のおかげで退屈しなかった。
恋物語も堂珍(なぜこの人が?)の見せ場もよかった。
何より、船内がまとまっているのが好印象。
アメリカ軍とのラストや、楽譜の話はちょっと出来すぎだけど、
そんなに悪い感じではなかった。
戦争モノだけど、平和を願う意図も感じた。
ちょっと美化し過ぎの印象はあったかな。
今日なんて、新聞に一面の広告。
テレビでもずーっと宣伝流れっぱなし。
宣伝し過ぎてると冷めちゃうんだよね。
でも、面白かったのは事実だよ。
【あらすじ】
(象のロケット『真夏のオリオン』より引用)
いずみの祖母のサインが入った古びた楽譜がアメリカから届けられた。 差出人は祖父がアメリカ海軍駆逐艦の艦長だったという人物。 なぜ日本海軍で潜水艦長だった祖父の所持品が、敵国で64年間大切に保管されていたのか? 第二次世界大戦末期の太平洋を舞台に、戦う男たちの姿が1枚の楽譜によって現代によみがえる…。 戦争ヒューマンドラマ。