ってことくらいしか知らなかった。
でも、驚いた。 すごーくいい人に思えて来たよ。
この主人公、大東俊介は、知らない人だし、
萩原聖人は好きな俳優じゃないし、
ってことで、期待してなかったのに、
やっぱ、みんながいいって言う映画はいいんだなー。
松山千春を育てるディレクター竹田の器の大きさに惚れた。
わがまま天狗の千春も音楽さえよければ、それでいい。
もう、彼らの男の友情に泣けたよ。
仁義を通す千春もエライ。
サングラスかけた大東俊介は千春そっくりなのだ。
まあ、映画だから話半分に取らなきゃいけないけど、
にわか千春ファンになっちゃった!
北海道の大スターなんだねー。
もう、「旅立ち」が頭から離れなくて、
その日はダンナと、千春をカラオケで歌いまくり。
アタシは数曲しか知らなくて、サビのとこしか歌えなかったけど、
ダンナは若オジだけあって、さすがよく知ってる。
調子ハズレでも拍手、拍手…いくつあるんだ千春!
ヒット曲が多くて、恐れ入りました…。
(象のロケット『旅立ち 〜足寄より〜』より)
北海道のフォーク音楽祭にパトカーで到着した千春。 奇抜なスタイルを笑う観客を一喝し、歌い始めたのは『旅立ち』。 観客を魅了するも生意気な態度から落選した千春に、地元STVラジオ局ディレクター・竹田が声をかける。 「いつかチャンスが来る。」…。 若き日の松山千春の自伝小説をベースに、男同志の深い絆を描いた音楽ヒューマン・ドラマ。