2008年09月07日

コッポラの胡蝶の夢

★★★★ 前半はすごい大作だと思ったけど、だんだん失速してきて、そこに「老い」を感じてしまった。

胡蝶の夢って中国の故事だったと思うけど、
少し古さを感じるタイトルにも「老い」を感じた。

夢のような若返り。
完成できなかった研究が続けられる!
若き日の恋のあやまちも、後悔したままでは済まさない!

全て「老い」た今だからこその内容で、
監督はかなりの年齢だと思われる…1939年生まれだって。
なんだ、まだ若いじゃない…って、70歳近いけど。

でも古臭いだけではない。
深いのだ。 
原作者の才能と、監督の才能を活かし合ったって感じ。
原作者もひょっとしたら、お年だったのかも。

青臭い時代を過ぎ、円熟した幻想の世界。
不思議な世界で、まだアタシは理解できないけど、
何だか、いい感じだった。

こんな物語を丁寧に作るコッポラ監督って、エライと思った。


【あらすじ】(象のロケット『コッポラの胡蝶の夢』より)
1938年、ルーマニア。 老いた言語学者ドミニク・マティは人生に絶望し自殺を決意するが落雷が直撃。 即死同然の全身火傷から奇跡的に回復すると驚異的に若返り、知的能力も増大していた。 その謎に関心を持つナチスから逃れ研究を続ける彼は、昔の恋人生き写しの女性に出会うが…。 人生の最終章から始まる魂の再生―幻想奇譚ファンタジー。
 


posted by ミカ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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