2009年07月03日

映画『ディア・ドクター』を観た感想

★★★★『ディア・ドクター』

伊野のやったことは悪いことか?
病気を家族に知らせず、治療もしないことは可能か?
このまま村に居ることは出来たのか?
村の医療は今後どうなるのか?

難しい問題ばかりが次々と突きつけられる。
結局、どれも答えは出ない。
頭の中をぐるぐると問題がめぐってしまう。

あれだけ頼り、尊敬していた人たちが、
揃いも揃って冷たくなるのが悲しかった。
もともと事情を知っていた男だけが、理解者だったのか。

伊野は初めて自分の居場所を見つけたんだと思う。
家族同然の村人のため、真心で手当てした。
最初は高額な報酬のためだったかもしれないが、
そんなこと、途中からどうでもよくなっていただろう。

興味深いテーマで、話の流れも無理がなく面白かった。

ただ、知りたくもない最後のオチが解せなかった。
「俳優」鶴瓶が、一瞬お笑いに戻ってしまったようで興ざめした。

【あらすじ】
(象のロケット『ディア・ドクター』より引用)
山あいの小さな村から一人の医師が失踪し「神様、仏様より先生の方が頼り」の村人たちは大騒ぎ。 村に嫌気が差したんだろうと思いつつ、刑事たちは消えた伊野医師の身辺を洗いはじめる。 失踪する少し前、伊野は患者から病気を家族には内緒にして欲しいと頼まれ協力するが、それが伊野の平和な診療所生活を徐々に脅かし始めたのだった…。 社会派ヒューマンドラマ。



posted by ミカ at 01:53| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画『それでも恋するバルセロナ』を観た感想

★★★★『それでも恋するバルセロナ』

前半はおしゃれな恋のバカンス気分、
後半は雰囲気変わって、恋のハリケーンといった模様。

台風の目はもちろんペネロペ・クルス。
普通の台風の目と違って、彼女が一番荒れてるけど…。
実に素晴らしい。 彼女はこれでアカデミー賞を獲得した。
助演女優賞ってこういう役で取るのが本当だと思う。

ちょこっとしか出ないのに、何であの人がオスカーなの?ってことがよくあるけど、
今回ペネロペの場合は、主役じゃないけど本当に物語の核となる、重要な役どころなんだもん。

ハビエル・バルデムは女好きの濃ゆーい男にピッタシ。
これでも彼にしては大変普通っぽい役なのかも…。
ペネロペとハビエルのスペイン語での言い争いが、非常に面白かった。

愛の三角関係は非常によく理解できる。
四角関係だってOK。
せっかくだから楽しまなくちゃね。

ラブ・コメディって、単純でありふれたストーリーばかりだけど、
この物語はひとひねりある笑いがセンスよくって、
おしゃれな音楽ときれいな風景も楽しめた。

どの女性もみんな個性的な美人。
男性はそれだけでも楽しめるのでは?

唯一の難点は、説明口調のナレーション。
ちょっと現実に引き戻されがちだった。

バカンスに行くお金はいつも映画で使い果たしてるけど、
アタシだったらこの作品のどの女になろうかしらん。
でも旅先でのナンパは危険だよね。
ダンナに噛みつくペネロペタイプになろうか。
血を見るから一番危険か?


【あらすじ】
(象のロケット『それでも恋するバルセロナ』より引用)
女2人でバカンスをバルセロナで過ごすことにした、堅実タイプのヴィッキーと自由奔放なクリスティーナ。 パーティで出会った画家アントニオにクリスティーナは一目で恋に落ち、婚約中のヴィッキーも次第に彼に惹かれていく。 クリスティーナとアントニオが一緒に暮らし始めたところに、自殺未遂を起こしたアントニオの元妻が転がり込んできた…。 ラブ・コメディ。

posted by ミカ at 01:25| Comment(0) | TrackBack(6) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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