2009年06月14日

映画『USB』観た感想

★★ 主役の渡辺一志、5浪どころか、15浪くらいに見える〜。
つまんない無気力人間役を本当にうまく演じていたんだろうけど、
だからこそ(?)この主役に全く魅力を感じなかった、ゴメンよ。

彼の彼女にも全然魅力を感じない。意味不明。暗い。
このカップル、どう見たって愛し合ってるように見えないのよ。

脇が意外な充実ぶり。
野田秀樹は、全てをありのままに受け入れるだけの病人。
大森南朋は、主人公と同じく流されるままの医者。
桃井かおりは、ノンビリした母親。
大杉漣は、お人好しのヤクザだけど実は非情。

祐一郎とヤル看護婦って???。
なぜスルのさ、そこでそれも祐一郎と…?
全てが破綻してるぞ〜! 何じゃ、こりゃ?

この街では放射能から誰も逃げない。誰も怖がらない。
何となく感じてはいるんだろうけど、何もしないのだ。

でも、祐一郎の友人のカップルだけが現実的で、
ふたりは町から逃げ出そうとしている。
あまりに周りの人々が平然としているので、
逃げるカップルの方が異常に見える。

ラストシーンは何なんだ!
やだよ、こんな終わり方。

どんな風に「社会派」なのかと、我慢して最後まで観たけど、
最後の最後までパッとしない映画だった。
これじゃ世の中に受け入れられないよ。
高そうな志、もっと分かりやすく訴えて欲しい。
これのどこが「愛の進化論」?
きっと、頭のいい人にしかわかんない映画なんだ。
アタシには理解不能じゃ。 斬り捨て御免!

【あらすじ】
(象のロケット『USB』より引用)
数年前に原子力発電所の臨界事故があり、じわりじわりと放射能汚染が進む茨城県筑波。 開業医だった亡き父の跡を継ぐべく、医学部を受験し続けている祐一郎は、実家暮らしで浪人生活5年目。 ギャンブルで借金が膨らみドラッグの売買にまで手を染めるが、大学病院の放射線科に破格の報酬のアルバイトがあること知る…。 社会派ドラマ。



posted by ミカ at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『マン・オン・ワイヤー』観た感想

★★★★★『マン・オン・ワイヤー』

ドキュメンタリー部門のアカデミー賞だから、
「ドキュメンタリー作品」としては優れていても、
映画的にはそんなには面白くないかもと思ってたんだよね。
でも、さすが優れた作品なんだな〜と納得した。

面白いというよりも、非常に美しかった!!!
空のシーンは神々しいと言ってもいいくらい。
音楽も静かでピッタリ。
大道芸人らしく、衣装も素敵だし、ユーモアたっぷり。
そしてとてもスマートな身のこなし。
もうもう見とれてしまった!

延々と本人や仲間たちのインタビューが続くけど、
それも全然嫌じゃなかった。
本人だけがアメリカで成功して、
裏方の友人たちは強制送還ってのも理不尽な話で、
友情にヒビが入ったにもかかわらず、
友人たちは当時のことを本当に誇りに思っているのが感じられた。
複雑だねぇー。

当のフィリップ・プティは何だかノー天気おじさんに見えたよ。
でも、今は無きワールド・トレード・センターのてっぺんで、
命がけのノーギャラ大道芸。
映画ならよくあるアクションだけど、特撮じゃないんだから!
ものすっごい大事件。 一躍ヒーローだよ。

こんなことが突然近所で起こったら、きっと幸せな気分になっちゃう。
お年寄りは「ナンマンダブ…」と唱えるか。
空を見上げて、みんな笑顔になるね。
それもこれも、落ちなければの話だけど…。

贅沢をいえば、綱渡りシーンを全部リピートして観たかった。
いくら観てもあきないと思うの。

【あらすじ】
(象のロケット『マン・オン・ワイヤー』より引用)
1974年、ニューヨークのワールド・トレード・センター。 そのツインタワーを綱渡りで渡ろうとするフランスの大道芸人がいた。 彼の名はフィリップ・プティ。 高さ411m・地上110階という巨大な2つの建物の間にワイヤーを渡してその上を歩くのだ。 命綱はない。 命がけの大道芸は果たして成功するのか…? 当時の映像を多く使用して製作された実話ドキュメンタリー。

posted by ミカ at 21:34| Comment(0) | TrackBack(4) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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